「蓮玉庵(れんぎょくあん)@上野広小路・上野御徒町」の4回目のグルメレポート。

 安政6年(1859年)創業。
屋号の由来は、創業者の窪田八十八さん(信州出身)が不忍池を眺め、蓮の葉の上にまろぶ玉のような露にちなみ「蓮玉庵」と名付けた。
元は不忍池の傍にあったものが、昭和29年(1954年)に今の場所に移った。
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今回は、「かき揚げそば 小海老と玉ねぎ/1000円(税込)」。
前回のレポートはコチラ→「蓮玉庵@上野広小路・上野御徒町(3)」。
森鴎外の「雁」や坪内逍遙、樋口一葉ら、明治の文豪作品にも当店は登場している。
また、斎藤茂吉が「池之端の蓮玉庵に吾も入りつ上野公園に行く道すがら」と短歌に読んでいる。
比較的最近では、池波正太郎がよく利用していた。
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不忍池の南側、「不忍通り」のひとつ裏手の路地「仲町通り」にある。
仲町通りは、雑多なお店が軒を連ねる歓楽街で、古風な佇まいは一際目立つ。
文人墨客に愛された名店と言われるように、風格がある。
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古色蒼然とした外観とは対照的に、店内はモダンな造り。
ピカピカの石張りで、天井はR型(曲面)になっている。
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総席数28席(テーブル4人掛け×7卓)。
落ち着いた雰囲気で、くつろいで食事が出来る。
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「上野 鈴本演芸場」が近くにあるためかな?
噺家(はなしか)風の男性と和装の女性がいる。
上野らしい光景。
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「お品書き」。
品数は一般的な店と比べると多くはない。
昔はこんなもんだったのかな。
「昼の特別献立て」が目に留まる。
千円のところ、「壱千円」と書かれている。
もし「肆(四)千円」とか「陸(六)千円」、「漆(七)千円」、「捌(八)千円」と書かれていたら読めない。
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「かき揚げそば 小海老と玉ねぎ/1000円(税込)」。
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「つけ汁と薬味」。
江戸から続く名店ということで、つけ汁は濃いめ。
つゆは甘すぎず辛すぎず。
鰹出汁っぽさよりは、醤油の辛さがある。
小皿に盛られた薬味は、ネギと本山葵」。
少し舐めると、爽やかな風味で、ツーンと来る辛味が心地良い。
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「かき揚げと蕎麦」。
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かき揚げは、揚げ置きを温め直した感じ。
サックリ感はあるが、衣が油を吸っている。
海老はプリプリとしていて、玉ねぎは甘みがあって美味しい。
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蕎麦は「二八」で、断面が角ばっていない。
スルッと入っていき、喉越しが良い。
ツルツルで弾力性があり、コシがしっかりとしている
量は少なめ。
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提供された蕎麦湯の器が「銅瓶」。
銅製の大きなやかんで、年季が入ったもので、ピカピカに磨き込まれている。

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不思議と温かみのある風情を感じる。
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蕎麦湯は、サラサラ系。
単独で飲んでもウマし、汁に入れて飲んでもウマし。
蕎麦に含まれる多くの栄養成分が溶け出しているので、ヘルシー。
蕎麦湯を全部飲んで、お腹一杯。
(*´∀`*)ノ マタネ!

蓮玉庵
【住所・地図】東京都台東区上野2-8-7
【電話】03-3835-1594
【定休日】月曜
【営業時間】11:30-15:30/17:00-19:30
【アクセス】
 ・都営大江戸線 上野御徒町駅 徒歩5分
 ・東京メトロ銀座線 上野広小路駅 徒歩5分