63shimizu05577
今回は「うむどん(ごまだれ) ざる(小)/630円(税込)」
+「ふきのとう精進揚げ/400円」+「たらの芽精進揚げ/400円」

「手打ち うむどん 始祖 清水屋@伊香保町水沢」の2回目のグルメレポート。

群馬バス「水沢」停留所下車、通称「水沢うどん街道(群馬県渋川市伊香保町水沢)」にあるうどん専門店。

【創業】1500年代後半(天正年間)

【店主】
17代目:大河原清一さん。
18代目:大河原健太さん。

【特色】
水沢うどんは、讃岐うどん、稲庭うどんと並んで、「日本三大うどん」のひとつとされる。

創業以来、一子相伝で添加物や機械を一切使用しない製法を守り続けている。
過去には、皇族の方々も来店している他、福田赳夫、中曽根康弘両元首相がサミットの際、機内食として利用した。

52shimizu05501
JR渋川駅より、バスで20分程の「水沢」バス停留所下車し、そこから直ぐの場所にある。

バスの本数が少ないので、駅での待ち時間は長い。

自家用車で来る場合は、駐車場も完備されているので不自由はない。

51shimizu05502
【外観】
看板に、「始祖」と言う言葉がある。

「始祖」とは、ある物事を始めた人のこと、系譜・系統が考えられる物事についてそれの始めであることと言う意味。

一方で、隣接する「田丸屋」は、「元祖」と謳っている。

「清水屋」は、創業1500年代後半(天正年間)
「田丸屋」は、創業天正10年(1582年)

「始祖」と「元祖」の関係は、よくある「元祖」と「本家」を名乗るお店の関係に似ている。
どちらが最初なのか・・・ここで憶測してもしょうがないのでやめておく。

53shimizu05507
暖簾にある「うどん」の表記が、「うむどん」となっている。

水澤寺の高僧より技法を教わったことを思い、中国伝来の「饂飩うむどん」としているそうだ。

また、「手打」と書かれているのは、手打ちは「水沢うどん街」に「清水屋」と「三升屋」「山源」の3軒しかない。

他の店は機械打ちであり、昔ながらの製法を守るうどん作りに、こだわりを感じさせる。

54shimizu05526
【内観】
総席数100席。

入口近くの空間には、4人掛けのテーブルが6卓ある。

56shimizu05553
奥の小上がりの席。

55shimizu05531
「水沢うどん街」には大箱の店もあるので、中規模程度だと思われる。

それでも、都会にある店と比べると、かなり広いスペースである。

57shimizu05534
壁面には、「切り絵・明治時代の清水屋」、「写真・大正時代の清水屋」、「切り絵・1999年の清水屋」、「来店した皇族の方々の記録」、明治の文豪・徳富蘆花氏が描いた「スケッチ画」等が掲示されている。

あと、マスメディアに登場した時の記事の切り抜きなども置かれている。

58shimizu05551
卓上には、メニューと割り箸、一味が置かれている。

着席すると、ほうじ茶の入った急須がサーブされる。

59shimizu05511
続いて、ほうじ茶と胡麻だれが置かれる。

胡麻だれは、料理と一緒に置かれるのではなく、最初に出されたのが意外。

60shimizu05512
「紙おしぼり」には、「宮内庁各宮家御納品」と印字されている。

待っている間に、17代目の当主大河原清一さんが現れる。

「どうしてこのお店を選びましたか?」、「何で調べたのですか?」と話しかけてくる。
気さくで、話し好きのご主人である。

そう言えば、渋川駅にある「渋川市観光案内所」の男性も、懇切丁寧に観光ポイントなどを20分かけて教えてくれた。

上州の男性の気質なのであろうか。

調べてみると、女性は「かかあ天下」と言われているのは有名で、男性は「陽気で裏表がない」、「熱しやすく冷めやすい」、「メンツにこだわる義理人情型」とある。

当たらずとも遠からずと言ったところであろうか。

61shimizu05560
「ふきのとう精進揚げ/400円」

うどんだけだと寂しいので、付けてみた。

衣が小麦粉ではなく、片栗粉をまぶして揚げてある。

サックリとした食感で、特有のほろ苦さがあり美味しい。

62shimizu05566
「たらの芽精進揚げ/400円」
衣が素材の味を邪魔せず、これまた美味しい。

63shimizu05577
「うむどん ざる(小)」
「中(1人前)」は約300gと言うことなので、「小(中盛の半分)」を所望。

見た目からも瑞々しさや繊細さが伝わってくる。

64shimizu05582
「薬味」
刻み海苔と大根の桜漬け、フキ味噌。

65shimizu05556
「胡麻だれ」
つゆは胡麻だれ一筋。

「醤油だれ」と「胡麻だれ」の2種類を出す店が多いが、「胡麻だれ」1種類の店は「清水屋」のみ。

胡麻が濃厚と言うよりは、適度に昆布と鰹の出汁が効いていてバランスが取れている。

油分が無く、後味スッキリ。

66shimizu05585
「うむどん」
手切りらしく、きしめんのような平たい形状。

水で締められ、ピカピカと光る麺肌で、透明感もある。

何もつけずに食べても小麦の風味や甘みがあって美味しい。

スルスルと啜り心地が良く、喉越しも抜群。

讃岐うどん程の弾力性はないが、適度なコシがあり、歯応えもあってウマい。

讃岐や稲庭とは異なる方向性。

わざわざ出向いて食す価値あり。

ヾ(*´∀`*)ノ マタネ!

手打ちうむどん 始祖 清水屋
【住所】群馬県渋川市伊香保町水沢204
【電話】0279-72-3020
【定休日】木曜(祝日の場合は翌日)
【営業時間】11:00-15:00(L.O.14:30)
【アクセス】
JR渋川駅から群馬バス(伊香保温泉・案内所行き)で20分
「水沢」停留所で下車し、徒歩1分
【駐車場】20台