
今回は「水沢うどん」の紹介。
「水沢うどん」のレポート。
群馬県渋川市伊香保町水沢周辺の名物とされるうどん。
水沢うどんは、讃岐うどん、稲庭うどんと並んで、「日本三大うどん」のひとつとされている。

群馬県渋川市伊香保町に、水澤観音の名でも知られる天台宗の寺院「水澤寺(みずさわでら)」がある。
推古天皇(飛鳥時代)の頃に創建され、1300年もの歴史をもち、坂東三十三箇所の16番目の札所。
「水澤寺」を参拝する巡礼の人々に、僧侶たちが門前でうどんを振る舞ったのが「水沢うどん」の起源とされている。
今からおおよそ400年ほど前には、水沢うどんの原型が出来、次第に現在のようなうどん店が並ぶようになった。
水沢は、その名の通り、榛名山麓の流麗で味わい深い水に地名の由来がある。
さらに上州は、小麦の産地。
その名水と小麦、塩でつくられたのが「水沢うどん」である。

「水沢うどん街道」は、伊香保温泉街より約3.7㎞の距離、バスで10分程の場所にある。
水澤寺の参拝道(前橋伊香保線・県道15号)沿いには、約1㎞に渡ってうどん店がずらりと並んでいる。

うどんは、粉・水・塩の3つの材料で作る、シンプルな麺。
水沢うどんは、やや太めに切りそろえられた麺で、ツルツルっとした食感の良さとコシが特徴。
冷たいざるうどんで提供される場合が多い。

うどんは白く、麺肌がピカピカと光っている。
手打ちは平打ちが多く、機械打ちは断面が四角い形状。
地元の人によれば、温麺よりも冷麺の方がうどんの良さが分かり、お薦めとのこと。
数人の方にお薦めのお店を伺ったが、人によってそれぞれ異なっていた。
選ぶ時は、「手打ちor機械打ち」、「醤油だれor胡麻だれ」、「温麺or冷麺」を基準にすると良い。

「胡麻だれ」
出汁の旨味と胡麻のコクが特徴。
つけ汁は、醤油だれと胡麻だれの2種類で、店によってどちらか1種類しかない置かない店もある。

「醤油だれ」
節が効いていて、蕎麦汁よりも甘みが少ない(店によって異なる)。

【手打ちのお店(他は機械打ち)】
③「清水屋」
④「三升屋」
⑩「山源」
【歴史のあるお店】
②「田丸屋」1582年(天正10年)、安土桃山時代の「本能寺の変」が起こった年。
③「清水屋」1500年代後半。
【各お店の特色(タレの種類)】
①「山本屋」 (醤油)・・・「水沢観音」から一番近いお店。
②「田丸屋」 (胡麻・醤油)・・・水沢うどんの「元祖」と謳う。名物「古伝 喜利麦(こでん きりむぎ)」。
③「清水屋」 (胡麻)・・・水沢うどんの「始祖」と謳う。天皇御用達の老舗。ざるうどんのみ。約100席。店内には明治の文豪・徳富蘆花氏が描いた同店のスケッチ画や、昭和天皇陛下や三笠宮殿下が実際に来店された当時の写真などが飾られている。このお店ではうどんを「うむどん」と呼ぶ。
④「三升屋」 (醤油)・・・水沢うどん街道最安値のお店。注文が入ってから手打ちにし、打ち立て、茹でたて。
⑤「大澤屋第二」 (醤油)・・・大澤屋の2店舗目。定休日が異なるので「大澤屋」のうどんはどちらかで味わえる。系列店は他に、毛三山パノラマ街道を少し北上した先にある「カレーうどん専門店 游喜庵」。
⑥「谷屋」 (醤油)・・・東京の日本料理店で腕を振るったご主人が水沢に戻り、ご子息と共にうどんを提供している。醤油と肉汁のつけ汁で、太麺と細麺がつく「谷屋御膳」が名物。
⑦「松島屋」 (胡麻・醤油)・・・生地を練って寝かせて、24時間かけてつくった麺。ゴマやなめこ・山菜など2種~5種のつゆが用意されている。「キムチかけうどん」が好評。
⑧「本舗丹次亭」 (胡麻・醤油)・・・このお店では「うんどん」と呼ぶ。おでんもある。約170席。
⑨「大澤屋第一」 (醤油)・・・ガイドブックによく掲載される。岡本太郎さんの作品を展示。座席数300席。
⑩「山源」 (胡麻・醤油)・・・手打で、柔らかめの麺が特徴。24時間かけて手作りする。
⑪「水澤亭」 (胡麻・醤油)・・・盛りのセットはお代わり自由。名物「コラーゲンうどん」「笹おこわ」。日本庭園有り。
⑫「水香苑」 (胡麻・醤油)・・・第67代内閣総理大臣の故福田赳夫さんが店名の名づけ親。良質な小麦粉と天然水で仕込み、注文を受けてから釜茹でする。
⑬「岩戸屋」 (胡麻・醤油)・・・国産小麦でつくられたうどんと、地元農家栽培の野菜天ぷらが好評。
⑭「うどん茶屋水沢 万葉亭」 (醤油)・・・世界的な食品コンテスト「モンドセレクション」の食品部門において2009年~2018年の10年連続で「最高金賞」を受賞。お土産用オリジナル商品「あげうどん」
ヾ(*´∀`*)ノ マタネ!
水沢うどん
【住所・地図】水沢うどん街道マップ
【アクセス】JR渋川駅→群馬バス伊香保方面行きで20分→「水沢」停留所下車。

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