「蓮玉庵(れんぎょくあん)」の実食レポート。
安政6年(1859年)創業。
屋号の由来は、創業者の窪田八十八(信州出身)が不忍池を眺め、蓮の葉の上にまろぶ玉のような露にちなみ「蓮玉庵」と名付けた。
元は不忍池の傍にあったものが、昭和29年(1954年)に今の場所に移った。
森鴎外の「雁」や坪内逍遙、樋口一葉ら、明治の文豪作品にも当店は登場している。
また、斎藤茂吉が「池之端の蓮玉庵に吾も入りつ上野公園に行く道すがら」と短歌に読んでいる。
比較的最近では、池波正太郎がよく利用していた。

蓮玉庵は、歓楽街の仲町通り沿いにあり、その一角に異質にも映るのが、この古風なる店構え。
老舗の「池の端 藪蕎麦」もこの並びにあります。
店頭に掛けられた石額は、先代と親交の厚かった久保田万太郎氏に依るものだそうです。

店内は予想外にもモダンな造り。テーブル28席。

蕎麦猪口が陳列されています。古伊万里でしょうか。
代々使われていたものでしょうかね。

本日は、「山芋そば」840円。
「まあ、かわいらしい丼鉢だこと、オホホホホォ。」
蕎麦粉は、妙高高原の「霧下」を使っています。
蕎麦の色は白っぽく、食感はボソッとした感じです。
コシがあるというのか、固めの茹で加減です。
蕎麦の風味はさほど強くなく、パッツンと切れる歯切れの良さはありません。
蕎麦ツユは、辛口です。江戸風と言う感じですね。
蓮玉庵では、カエシは作らず、出汁にカエシの材料を入れて作る。
だから、節系の強さと言うよりは、醤油の輪郭がはっきりとしているように感じます。

蕎麦湯はドロドロタイプではなく、サラリとしています。
蕎麦湯を入れると、ほのかに鰹節の風味が鼻腔をすり抜けます。
このお店では、蕎麦の風味を楽しんでもらうために、お茶を出さないようにしています。
・・・ということで、お茶代わりに蕎麦湯を全部飲んで、お口直しをしました。
ご馳走さま。サラバジャマイカ。
****************************************
上野 蓮玉庵
【所在地】東京都台東区上野2-8-7
【電話】03-3835-1594
【定休日】月曜
【営業時間】11:30-15:30/17:00-19:30
【最寄駅】
〇都営大江戸線 上野御徒町駅 徒歩5分
〇東京メトロ日比谷線 仲御徒町駅 徒歩5分
安政6年(1859年)創業。
屋号の由来は、創業者の窪田八十八(信州出身)が不忍池を眺め、蓮の葉の上にまろぶ玉のような露にちなみ「蓮玉庵」と名付けた。
元は不忍池の傍にあったものが、昭和29年(1954年)に今の場所に移った。
森鴎外の「雁」や坪内逍遙、樋口一葉ら、明治の文豪作品にも当店は登場している。
また、斎藤茂吉が「池之端の蓮玉庵に吾も入りつ上野公園に行く道すがら」と短歌に読んでいる。
比較的最近では、池波正太郎がよく利用していた。

蓮玉庵は、歓楽街の仲町通り沿いにあり、その一角に異質にも映るのが、この古風なる店構え。
老舗の「池の端 藪蕎麦」もこの並びにあります。
店頭に掛けられた石額は、先代と親交の厚かった久保田万太郎氏に依るものだそうです。

店内は予想外にもモダンな造り。テーブル28席。

蕎麦猪口が陳列されています。古伊万里でしょうか。
代々使われていたものでしょうかね。

本日は、「山芋そば」840円。
「まあ、かわいらしい丼鉢だこと、オホホホホォ。」
蕎麦粉は、妙高高原の「霧下」を使っています。
蕎麦の色は白っぽく、食感はボソッとした感じです。
コシがあるというのか、固めの茹で加減です。
蕎麦の風味はさほど強くなく、パッツンと切れる歯切れの良さはありません。
蕎麦ツユは、辛口です。江戸風と言う感じですね。
蓮玉庵では、カエシは作らず、出汁にカエシの材料を入れて作る。
だから、節系の強さと言うよりは、醤油の輪郭がはっきりとしているように感じます。

蕎麦湯はドロドロタイプではなく、サラリとしています。
蕎麦湯を入れると、ほのかに鰹節の風味が鼻腔をすり抜けます。
このお店では、蕎麦の風味を楽しんでもらうために、お茶を出さないようにしています。
・・・ということで、お茶代わりに蕎麦湯を全部飲んで、お口直しをしました。
ご馳走さま。サラバジャマイカ。
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上野 蓮玉庵
【所在地】東京都台東区上野2-8-7
【電話】03-3835-1594
【定休日】月曜
【営業時間】11:30-15:30/17:00-19:30
【最寄駅】
〇都営大江戸線 上野御徒町駅 徒歩5分
〇東京メトロ日比谷線 仲御徒町駅 徒歩5分








